2005年からチャリティオークション「オンリーウォッチ」に支援するウブロは、今年の開催に合わせて「ビッグ・バン トゥールビヨン オンリーウォッチ」を出品する。ケースのみならず、ムーブメントまでサファイアクリスタルでつくられている本作は、1本のみが製作された。

モナコ筋ジストロフィー協会が設立したチャリティオークション。2005年以降、2年に1度のペースで開催されており、神経筋疾患、特にデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法の研究開発を目的とする。ウブロ時計 メンズオークションによって得られた収益は、全てモナコ筋ジストロフィー協会の活動費に充てられ、この困難な病気とたたかう人々の力になるのだ。2021年は11月6日に開催予定である。
ウブロは、2021年の「オンリーウォッチ」に出品するユニークピース「ビッグ・バン トゥールビヨン オンリーウォッチ」を発表した。同ブランドは2005年から、オークションハウス「クリスティーズ」が主催するチャリティオークション「オンリーウォッチ」に積極的な協力を継続している。
モナコ筋ジストロフィー協会の活動資金を集めるために、この活動に賛同する多くの時計ブランドが極めて希少なユニークピースを製作し、オンリーウォッチに出品している。ウブロは第1回目からこのオークションに参加しており、これまでで8本の特別な時計を製作してきた。9本目となる2021年は、透明とオレンジカラーのサファイアクリスタルで覆われた、「ビッグ・バン トゥールビヨン オンリーウォッチ」が出品される。

本作は本年度に発表されたばかりの新作「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック」をベースにしており、透明なサファイアクリスタルで作られたケース本体と、オレンジサファイアのベゼルが組み合わせて出来ている。また外装だけではなく、搭載するムーブメント、Cal.MHUB6035のメインプレートやブリッジまでもがサファイアクリスタル製で、搭載する機構の全容を鑑賞することが可能なのだ。
12時位置のマイクロローターはダイアル側に配置され、6時位置ではトゥールビヨンが60秒で1回転する。“何も隠さず、全てを見せる”透明性を持つこの時計は、機械式時計の魅力を最大限に引き出している。それと同時に、ウブロが掲げる「アート・オブ・フュージョン」を最も体現していると言えるだろう。
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